1.設立:1978年12月

2.会の名称と性格: 
「ハーモニーの家の会」。 法人格を持たない任意団体です。

3.会の目的:
 会員によって建設された「ハーモニーの家」を利用して心のハーモニーを育て、会員相互の親睦をはかることを目的とします。

4.会員:
 定員120名。会員の募集は一般公募によらず、会員からの紹介によって行われます。

5.所在: 「ハーモニーの家」は、蓼科高原 長野県茅野市豊平字東嶽の別荘地「三井の森」の中にあります。

6.施設: 「ハーモニーの家」の施設は、木造のコンサートホール「渡邉暁雄メモリアルホール」および宿泊施設によって構成されます。詳細は<施設の紹介>をご覧下さい。施設の利用申込人は会員本人に限られます。貸ホールとしての利用は出来ません。

7.運営: 会の運営すなわち、施設の建設・維持、利用の受付・管理、会計の処理、イベントの企画・実施などのすべては、自治と奉仕の精神に基づき会員たち自身の手によって行われます。専属・常勤の事務局は置きません。

8.利用: 会員は「渡邉暁雄メモリアルホール」や宿泊施設などを原則として自由に利用できますが、施設の利用に際しては、会の目的に即して、相互に助け合い、譲り合い、互いの親睦を深めながら利用することが求められます。

9.活動: 毎年夏のシーズンに「渡邉暁雄メモリアルホール」を使って「高原芸術祭」を実施します。その他にも会員親睦のための行事が現地および東京で随時企画されます。詳細は<活動の紹介>をご覧下さい。

会  長: 小林健次
理事長: 谷伊佐夫


入会のご案内

 
現在定員には若干の空きがあるので、上記の会の目的や運営に賛同し会の活動に関心がある希望者は入会申し込み可能です。入会申し込みは原則として会員からの紹介によりますが、会員に知己がない場合は下記の問い合わせ先へ直接手紙やe-mailでご相談頂いても結構です。
 入会申し込みに対して、会の運営に携わる委員会において審議し入会の可否を決定します。
 入会に際しては、入会金60万円と保証金(退会時に返却)30万円が必要です。また入会後は年会費6万円を毎年払い込んでいただきます。ホールや宿泊施設の利用に際しては若干の維持協力費が必要です。
 

入会等に関するお問い合わせは下記へお手紙
又はe-mailを下さい

  〒184-0012東京都小金井市中町 1-8-22
      林谷英治方 「ハーモニーの家の会」
  e-mailアドレス:harmony@yokoi.com


  「ハーモニーの家の会」とは

 私たちが暮らしている世の中は、もっと皆の心のハーモニーを求めてゆくべきではないでしょうか。
 いろいろな経験をもったさまざまな分野の人たちが心のハーモニーを育てるという理想によって結ばれて大自然の緑豊かな環境の中に「ハーモニーの家」を建てそこで共に語り合い、いろいろ良いプランを練って実行してゆこうというのがハーモニーの家の計画です。   
 ハーモニーの家の会員は、ハーモニーの家をお互いの心の財産として持ち、互いに親しみ、尊敬と信頼を分かち合いながら生活に豊かさを求めます。
 ハーモニーの家を訪れるときは、お互いに心をゆるした仲間と顔をあわせ、憩いと励ましを得ることができるでしょう。

 渡邉暁雄(1919〜1990)は、世界的指揮者としてのみならず多方面に大きな業績を残しました。シベリウスを初めてわが国へ紹介したほか、マーラー、ラヴェル、バルトークなどを積極的に採り上げ聴衆を広げました。日本フィルハーモニー交響楽団の創設に参画し、東京都交響楽団、京都交響楽団、広島交響楽団など各地のオーケストラの育成に努め、愛媛交響楽団、諏訪交響楽団などアマチュアオーケストラの指導にも力を注ぎました。さらに日フィル委嘱作品シリーズを通じて新進作曲家に活躍の場を提供しました。東京芸術大学や作陽音楽大学での教育活動のほか岡山県の津山国際総合音楽祭音楽監督として官民地域一体の文化活動にも情熱を傾けました。
 晩年、北欧音楽家大束省三の理念「心のハーモニーを育てる」に共感して、父の郷里諏訪にほど近い蓼科高原に「ハーモニーの家」を会員共同で建設し、自ら会長として運営の先頭に立ちました。
日本芸術院賞、フィンランド白薔薇勲章コマンド賞、勲三等旭日中褒賞。.

関連リンク

 音楽関係
   日本フィルハーモニー交響楽団
    
 当会初代会長渡邉暁雄が創設に参画し常務理事・音楽監督兼常任指揮者を勤めました。
   北欧合唱団
     
当会前理事長大束省三が主宰する合唱団です。
   ニューアーツ弦楽四重奏団
     
当会会長小林健次が主宰する合奏団です。
   東京シティフィルハーモニック管弦楽団
     
当会会員が運営に参画しているオーケストラです
   諏訪交響楽団
     
当会会員が運営に参画し、当会初代会長渡邉暁雄が1980年代後半に指導しました。
   諏訪弦楽アンサンブルネットワーク
      当会会員が参加、「ハーモニーの家」で弦楽講習会を開催します。
   日本シベリウス協会
     
当会初代会長渡邉暁雄、前理事長大束省三等が発起人となって設立されたました。

 周辺情報
   三井の森

     ハーモニーの家がある別荘地です。
   華空間
     三井の森の中の会員愛用の中華レストラン。コンサートも開催されます。
   尖石縄文考古館
     八ヶ岳山麓は縄文遺跡の宝庫です。国宝土偶「縄文のビーナス」が見られます。
   尖石温泉「縄文の湯」
     
最も近くの温泉です。ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)。
   

渡邉暁雄と「ハーモニーの家の会」

1980年「ハーモニーの家」着工地鎮祭における
渡邉暁雄(中央)と大束省三(右)

渡邉暁雄略歴

「日本のマエストロ」(2002.4.21 日本経済新聞)

「指揮者・渡邉暁雄没後20年」(2010.5.15 日本経済新聞)

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